ホームページを作りたいときに必要なものは大きく分けて2つです。
「ドメインの購入」と「サーバー」となっています。
ドメインとは「○○.com」の○○の部分のことです。お名前ドットコムやGMOクラウドのサービスが提供しており、1ドメインあたり30-3,000円程度で取引されています。
SEO効果を高めるために中古ドメインを購入する方もおられますが、公式サイトを作る方は新規ドメインを購入するようにしましょう。
ドメインを購入するには、ドメインの名前を決める必要があります。
ドメインの名前とは「http://○○○.com」の○○○にあたる部分です。
日本語で入力することもできますし、英字のドメインにもできます。
作りたいホームページに関連するキーワードを使うとなおよいでしょう。
名前が決まれば、次はどのドメインを購入するかを決めます。
「.com」や「.net」など様々な種類がありますが、この種類によって1年間の維持費が決まっているので、予算に合わせて使い分けるようにしてくださいね。
ドメインの購入が終われば、次はサーバーの契約へと進んで行きます。
Xserverなどのサーバー会社もあれば、レンタルサーバーというサービスもあるので自分にあった会社を選ぶとよいでしょう。
サーバーの契約が完了すれば、ネームサーバーが発効されるので、そのサーバー名を保存してくださいね。
ログインIDやパスワードも忘れないように記録しておきましょう。
さてサーバー契約が完了した後は、先ほどのドメインを登録する作業に入ります。
「ドメインの登録・追加」などの項目名で表記されているので、うち間違いのないように入力してください。
次にドメインを購入したサイトに戻り、ネームサーバーの変更という手続きをしなければいけません。
世界には無数のドメインが存在しており、片方に登録しただけでは本当に運営者の人が持っているドメインなのかを判断することができません。
そこでこのような手順を踏んでいるというわけです。
ネームサーバーはサーバー会社のサーバー情報に記録されているので、こちらも間違えないように入力してくださいね。
この作業が完了すれば下準備の第一段階は終わりです。
続いてワードプレスの設置を行います。
各サーバー会社にはワードプレスのカンタン設置方法が記載されているので、それを参考にしながら必要な情報を入力してください。
設置が完了すれば、とうとうホームページ制作となります。
URLを入力して、初期画面が表示されるかどうかを確認してください。
ネームサーバーの変更やドメインの登録にはある程度の時間がかかるので、正しく表示されない場合は翌日まで待ちましょう。
もし翌日になっても表示がうまくいかない場合は、ネームサーバーを再度変更する、登録したドメインが間違っていないかの確認をしてください。
この2つを再度実施すれば、翌日には表示されているでしょう(※場合によってはワードプレスの再設置が必要となります)。
ワードプレスが設置されたあとはテンプレートの変更や記事を入れたり、画像を挿入することでサイトが作られて行きます。
最初のうちはソースや細かい部分はわからないと思いますが、使っていってなれるのが一番でしょう。
ワードプレスにはプラグインという付属機能を付けることができます。
世界中の方が便利なアプリケーションを作っているので、それらをダウンロードして有効化すれば、新規記事の作成やサイトデザインが変更しやすくなるので、ぜひ活用してみてください。
ワードプレスの画面についてカンタンに説明すると「投稿」は文字通り、記事を導入する部分です。
ホームページ制作における文字の部分を担当する部分となっています。
「メディア」は画像につかさどる部分です。
オリジナルの画像なら問題ありませんが、ホームページ上に掲載されている画像を無断で使用した場合、著作権にひっかかるので画像を使うときには慎重に行うようにしてくださいね。
ネット上にはフリー素材も多くあるので、そちらを上手に活用しましょう。
「固定ページ」はカテゴリーページのようなものです。
ジャンルわけやカテゴリーわけするときに活用しやすいものとなっています。
個別ページに順序を付けることで並べ替えがカンタンにできるなどのメリットがあります。
サイトのテンプレートやカスタマイズを行いたいときは「外観」をクリックして編集しましょう。
テンプレートの変更やサイドバーの編集、phpの変更等を行うことができます(phpを変えるとサイトが真っ白になってしまうリスクがあるので、バックアップをしっかりととってから行うようにしてください)。
ワードプレスはホームページ制作においてよく使われるツールです。
外注するときにもある程度の知識は必要となりますし、覚えておいて損をすることはないでしょう。
デザインの仕組みや投稿方法などをおおよそ知っておけば自分で編集することもできるので、上手に活用してサイト運営に生かしてくださいね。
最終更新日 2025年4月16日 by dksyla