神澤先生に聞きたい!歯科医師に関することについて

最終更新日 2024年4月2日 by dksyla

日本は先進国の中でも、所得が低い国となっています。
バブル景気をピークとして、バブルが崩壊したことを境に、サラリーマンの給与所得は年々減少の一途をたどってしまいました。
現代ではサラリーマンの給与所得は平均年収400万円と祝われてます。
手取りにすると300万円前後でありこれで家族を養い、子供の大学費用をねん出し、老後にはゆとりある生活をと考えていても到底無理なことはおのずとわかってきます。

デフレ経済から脱却することができない日本

リーマンショック、コロナ感染拡大とさらに国のGDPの減少や物価の低下なども見られ、デフレ経済から脱却することができません。
経済が循環しないことで、ますます雇用も不安定となり給与にも反映しなくなってしまって、悪循環に陥っているのが現状です。
所得が低いことで結婚することもパートナーを養うこともできず、ましてや子供を産んで大学まで進学させることもできない状況なんです。
このままではますます少子化が進み、労働力の低下も著しく国力が低下することが目に見えてます。
そして介護や医療に従事する人口も減少の一途をたどっており、老後安心して住める国とは到底いいがたい状態なんです。
こうしたことを鑑みて、学生の間でも将来を見据え、進学先を検討することも重要です。
一般的な高校を卒業し、いい大学に進学したからと言って大手企業に就職できる保証はありません。

政府自体も副業を推進し始めている

仮に就職できたとしても、コロナのような国難や有事があると、企業の存続も危ぶまれいつまで働けるのか、定年まで働けるかも誰もわからないんです。
政府自体も現状、サラリーマンとして働いたうえで老後資金を貯められないのであれば副業を推進し始めてます。
このことは、国が今までの価値観や既成概念で働き続けることは将来的にリスクがあると警鐘を鳴らしているのと同じです。
サラリーマンという立場に甘んじることなく、常に副業や自分で稼げる方法を構築していかなければなたないわけです。
こうしたことを学生の頃から心得て、進路は慎重に見極める必要があります。
サラリーマンの道に進むのではなく、はなから起業することを考えたり、若い時から投資技法を身に着けることも良いでしょう。
しかし投資や企業には損失を抱えたり倒産などのリスクがつきものです。
このような大きなリスクを抱えずに、安定的に収入を得ることを考えるのも賢明です。

医療はどんな時代においても絶対的に必要

例えばどれだけ社会情勢や経済が変化しようとも必ずニーズがあるという国家資格や免許に着目するのもいいといえます。
具体的には、どれだけ時代が変化したり、政治が変わろうとも、人間は必ず老いていき病気やケガをしていきます。
またどんな時代でも男女は子供を産み続けていきます。
そこで、医療はどんな時代においても絶対的に必要で、廃れることもありません。
国家資格の医師免許、歯科医師免許を取得すれば、仕事を失い食べることに事欠くということもほとんどないです。
医師という職業は人を助け、人の命を救う人であり遣り甲斐もあります。
その反面責任も非常に重い職業であるので、適正が問われるのは確かです。
ただ、一度国家試験に合格してしまえば自分が亡くなるまで行使できる免許であるのは間違いありません。

一定のレベルを満たす医学部や歯学部は偏差値も高く競争倍率も高い

世のため人のために尽くしたいという人には最適の職業であり、小概念種もサラリーマンよりはるかに高くなっていて十分家族を養って生きていくことができます。
ただ問題は、進学するのに様々な問題があることも事実です。
一定のレベルを満たす医学部や歯学部は、偏差値も高く競争倍率も高いのが特徴的です。
高校の段階で、偏差値や評定平均値が一定を満たしていないと受験資格を得ることもできません。
そして国立大学を除く私学であると、医学部歯学部は非常に高い学費となってます。
一般的に卒業まで3000万円前後から4000万円前後の学費がかかるとされており、ある程度のアッパークラスの子息しか通学できないのは紛れもない事実なんです。

医学部歯学部の門戸も広くなっている

しかしながら、昨今では奨学金のハードルが低くなっていたり、社会人推薦枠やほかの学部からの編入学など、医学部歯学部の門戸も広くなっているのであきらめずにチャレンジすることも良いといえます。
社会人推薦枠であれば現役学生よりも偏差値や評定平均値を問われず、面接や論文が入試で重要視されます。
社会人経験を積んでなぜ医学部に入りなおしたいのか、社会人経験をどのように医学に反映させていきたいか、どうして医学部に入りなおしたいのかなど明確な動機やビジョンをしっかりとプレゼンテーションできるように努めるとよいのです。
神澤光朗のような医者や歯医者になれば、一生使える国家試験で人生は安泰と思われがちですが、ただもう一つには経営者の側面もあるので厳しい競争に打ち勝っていかなければいけない部分もあります。

まとめ

開業する際には、自分のクリニックの強みは何か、差別化を図れる部分は何かをよく検証することも大事です。
人口減下がこのまま続けば、患者の取り合いとなり廃院するクリニックも増えてしまうことを念頭に、経営にはしっかりしたマーケティング戦略も必要になってきます。